当店のキャッチフレーズ
ども!店主です。
さっき掃除機かけてたらフッと頭に降りてきたんですが、ウチの店のコンセプトというかスタイルを表す言葉、キャッチフレーズとして、
”フリースタイルロースター”
というのを使っていこうかなと。
フリースタイルロースターってなんぞやっていうと、もう読んで字のごとく、「自由な焙煎をするコーヒー屋」っていう感じです。
既存のセオリーに流されず、自分たちの価値観で、自分たちがいいと思ったコーヒーを自然体で自由形で提示していく。
そんな感じです。
ちなみに味作り自体は「飲みやすいコーヒー」を作るっていう明確な気持ちはあるんですけど、それをどういう気持ちでアプローチしていくのか、みたいなところかも。
なんか終始フワっとした文章ですいません。笑
でもなんかね、"フリースタイルロースター"ってのが自分のなかでカチっとはまった感じがして気に入っているのです。
実は最近のウチの焙煎は普通の焙煎と違う方向から攻めたりもしていて、それもフリースタイルって言葉に繋がるかなと。
特に何か変わるわけじゃないんですが、これからも宜しくお願い致します。笑
12月、年末年始の営業スケジュールとPop Up Shopのご案内
ども!店主です。
前回ブログで12月のスケジュールについてご案内しましたが、若干変更になりましたのでお伝えします。こちらが最新版です。
■12月、年末年始のお休み
5日(月)
12日(月)
19日(月)
30日、31日、2017年1月1日
12月26日は月曜日ですが営業します。
年始は1月2日からです!
そして、12月21日(水)〜23日(金・祝)はViidaさんのポップアップショップが店内にオープンします!ストリート系のかっちょいいウェアです。
期間中は21時まで営業時間を拡大します!
NewItemもたくさん並ぶそうなので、皆さんぜひぜひ遊びにいらっしゃってくださいね!
また、今後このような感じのショップinショップ的なイベントをやっていきたいなぁと思っているので、ご興味あるかたはぜひご来店いただければと思います。
2016年も残り僅か!頑張っていきましょ〜♪
設備点検のお知らせと、12月の営業スケジュール
どうも!店主です。
急なんですが、11月27日(日)の13:00〜15:30まで、建物の設備点検にともなう全館停電のため、その時間帯のみ休業させていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。
って、あんまりにも急ですよね。。
このお知らせ、今日になってきたんですよ。
数カ月前から決まってたらしいのに連絡を忘れていたそうです。流石にありえねーだろって管理会社の方にクレーム入れときました。ほんとすみません。
代わりに月曜営業できればよかったんですが、その日はバイヤーさんとこでカッピング&セミナーの約束がありまして。しっかり勉強してきます。
さてさて、お次は12月の営業スケジュールです。
■ガレージコーヒー渋谷 2016年12月の休業日
12月5日(月)
12月12日(月)
12月26日(月)
12月30日、31日、2017年1月1日
という感じです。
年始は東急さんの初売りに合わせて、1月2日から営業します。買い物がてらお立ち寄りいただけると嬉しいです。
あと、12月18日なんですが、今のところイベントをやりつつ営業する予定でいます。
まだ先方が100%確定ではないため曖昧な告知になってしまいますが、ちょっと面白い試みになりますので、楽しみにしててください。
今年もあと1ヶ月ちょっとですね。
やり残しのないように、頑張っていきましょ〜!!
松濤ブレンドの中身
ども!店主です。
最近の東京は秋と冬を行ったり来たりしていますね。山手通りを少し入ったところに紅葉が綺麗な通りがあって、ここのところ通勤の楽しみだったりします。
はてさて、さきほど常連さんから「そういえば、いつも苦目のブレンドって注文してるけど、どこの豆がブレンドされてるんだっけ?」とご質問を受けたので、今日はブレンドについて少し書いてみますね。
先の質問で聞かれたのはウチの「松濤ブレンド」についてなんですが、これはインドネシア、ブラジル、パプアニューギニアの三種をそれぞれ別々に深煎りで焼いてからブレンドしています(業界的には”アフターミックス”というやつですね)。
ブレンド比率はちょびっとだけインドネシアが多めです。
それぞれの役割としては、
インドネシア:このブレンドの中心。インドネシア独特のハーブのような香り、こくのある甘味と酸味、ローストを深くすると出てくる重厚感のある苦味がポイント。
ブラジル:インドネシアだけだと重たくなりすぎるので、ブラジルはいい意味での薄め役。全体の印象をボカしてバランスをとりつつ、インドネシアとは若干異なるニュアンスの焦がした感じの苦味を加える。(ちなみに精選はPulpedNaturalの豆を使用)
パプアニューギニア:インドネシア、ブラジルだけだと甘さと複雑さが足りないのでパプアを加える。パプア独特の青草っぽい苦味とすっきりした酸味、グラニュー糖のような甘みが加わって、調和の取れたブレンドになる。
という感じです。
ざっくり言うと「苦味も感じるが、香ばしい良い香りがして、甘くてすっきり」なブレンド。(ざっくりすぎる
ちなみに、ペーパードリップで淹れることを前提に作ったブレンドでもあるのでプレスやエスプレッソだとまた異なる印象かもしれません。
僕のブレンド検討は大体こんな感じで、手元にあった豆をカッピングした後、適当に混ぜて抽出→評価→比率を変えてTryを繰り返しながら進めています。
今回は、インドネシアだけでも結構美味しいんだけどちょっと単調かつ重いので、バランス取りながら味を足したってな感じでしょうか。
ブレンドが決まったあとは、毎回焙煎したものをカッピングして、焙煎のポイントを微調整していく感じですね。
もっと色々混ぜたほうが複雑な味になるのですが(円山町ブレンドは実際そうしている)、このブレンドは敢えてこのぐらいのシンプルさがいいかなと思っています。
NewClassicというか、古そうで新しい、飽きのこない深煎りって感じ?
これからの季節はケーキのお供にもぴったりのブレンドかなと。
ぜひお試しください♪
コーヒーが登場する映画といえば
渋谷はちょっと雨が降ってきました。急に寒くなりましたね。ラーメンが美味しい季節です(という言い訳)。
はてさて、今日はタイトルの通りちょっと映画の話をしてみます。
みなさんは「コーヒー + 映画」といえば、何を思い浮かべるでしょうか?
すっごいベタにいくと「コーヒーアンドシガレッツ」、業界的には「film about coffee」や「美味しいコーヒーの真実」、最近だと「函館珈琲」というのをうちの近所でやってましたね(時間なくて結局観に行けず。。。)。
僕はというとですね、正直映画には詳しくないんですが、一作だけ強烈に印象に残っている作品があります。
自分のFBやTwitterではことあるごとについ紹介してしまうのですが、「ビル・カニンガム アンド ニューヨーク」というドキュメンタリー映画です。
これね。予告を見たときになんか気になっちゃって、普段なかなか行かない映画館に行って観たらむちゃくちゃ胸にささる作品でした。
とはいえ万人受けするかっていうと、ちょっと違うかなとは。
彼と同じファッション業界にいる人や、僕のように職人として生きているようなタイプの人間は、彼のストイックさや仕事に向かう誠実さ・真摯さにすごく胸を打たれるのではないかなと思います。
詳しくはこちらのティザーサイトにまとまってるので、よかったらご覧になって、気になった方はDVD買ってみてください。たぶんレンタルでは扱ってないと思うので。
で、彼が作中で語った言葉。
「コーヒーは安ければ安いほうがいい」
えー!?
コーヒーを生業としている身としては非常に悲しいコメントで、強烈に覚えています。笑
そうなんです。ビルさんは、とてもストイックで素晴らしい仕事をする反面、仕事以外のことには殆どこだわりが無いんです。
ニューヨークの”レジェンド”と讃えられ、ファッション業界の誰もが知っている存在、80歳を過ぎてなお精力的に写真を撮り続けた彼はいつも同じブルーの作業服に身を包み、とにかく安いコーヒーをすする。
なんか観たくなってきたでしょ?
残念ながら、ビルさんは今年の6月に亡くなってしまったのですが、生きていたら日本のコンビニのコーヒーを飲んでみてもらいたかったです。笑
秋の夜長は映画を楽しむのもいいかもしれませんね〜
エチオピアの状況を簡単にまとめてみました
こんにちは!朝飯食いながらから盛大にテーブルにお茶をこぼしたP山です。
はてさて、昨日twitterでもちょっとつぶやいたんですが、コーヒーの主要生産国のひとつ、エチオピアの政情がかなり不安になってきているということで、簡単にですがリサーチしてみました。
時系列が前後します。ご容赦ください。
今起こっていることはこちら。
↑のような事件が起こる背景にはこのような経緯があります。
捕まった方はひどい目に合わされるケースもあるとのこと。
国自体は発展を遂げている過程にあり、それ故に国内での諍いもどんどん大きくなってしまうのかもしれません。
エチオピア産のコーヒーは非常にユニークな味わいをもったものが多く、ウチのブレンドにも欠かせない存在のひとつです。
昨日、いつもエチオピアのコーヒーを買い付けてくれているバイヤーさんからメールをいただいたのですが、このような状況にあるとのことでこれから仕入れにも影響が出てくるだろうとのことでした。
豆自体は今年は豊作ということですので、期待しているのですが。。。
生産者の方々はもちろんのこと、いちはやく国全体が安全な状況になることを願います。
コーヒーを飲むとき、たまーにほんの少しだけでよいので、生産国のことを考えてもらえると嬉しいです。
コーヒーと一緒に味わいたい音楽 (その1)
今日の渋谷はなんかの間違いみたいな暑さですね。お陰様でアイスラテ、アイスドリップコーヒーたくさんご注文いただきました!ありがとうございます。
さてさて、ブログに色々コーヒーのことを書こうかなと思っていたんですが、いざ書こうとすると検証不足なとこが出てきたり、「これを書くとあの人からなんか文句言われそう」みたいなことを考えてるうちに筆が進まなくなりました。笑
やめやめ。
ここはひとつ、音楽の秋ということで僕がコーヒーを飲むときによく聞く音楽などをつらつらと書くことにいたします。
タイトルに(その1)とありますが、せっかくなのでシリーズ化してなるべく長くブログネタをもたせる作戦です。
ではでは参りましょう。
■Ann Sally - I wish you love
この一曲のためにアルバムを買ってもいいんじゃないかと思うくらい好きな一曲。神イントロから入って、穏やかな唄声、ギターに、うっとり。ゆっくりとカップを傾ける時間を一瞬で作り出してくれます。最高。
■Norah Jones - Sunrise
この曲から始まる「Feels like home」っちゅうアルバムがすごく好きでよく聴きます。なんともいえない"ノラ・ジョーンズ"な空気感。「どんな雰囲気にも合う」っていう言葉はこの人のためにあると思う。天才。
- アーティスト: NORAH JONES
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
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大橋トリオ (Ohashi Trio) - Greapefruit Moon
この曲はカバーアルバムに入ってるやつなんですが、いつになくJazzyなオケが大橋さんの優しい唄声と合わさって、い〜い時間を作り出してくれるんですよ。コーヒーだけでなく、ウィスキーグラスを傾けるときにもおすすめですぞ。
■Shima & Shikou DUO - 海を見下ろして
Jazzつながりで、インストを。ピアノとトランペットの二人編成、Shima&ShikouDUOです。シンプル、ソリッドなんだけど骨太なサウンドがかっこいい!このアルバムをライブラリに入れておくと男が上がる気がします。笑
■羊毛とおはな - デイドリームビリーヴァー
本日のシメはこの曲で。羊毛とおはなはいつ聴いても素晴らしいのですが、特に秋冬はいいですね。ほっこりと空間まで暖めてくれる素敵な楽曲ばかりです。テイクアウトカップ片手に、お散歩しながらもいいですね!次はそういうテーマで書こう。
みなさんも、思い出のアルバム、新しく買ったアルバム、コーヒーと一緒に秋の夜長を楽しみましょ〜♪